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1F| 六森 ROKUMORI
家庭で簡単プロの味!絶品『生チョコブラウニー』レシピ 「溶かして混ぜて焼くだけ」 神戸・六森カフェ
コロナ禍で、自宅でスイーツを手作りする機会が増えた人も多いという。手軽な焼き菓子から……と、チャレンジを始めた人もいるかもしれない。そこで、1F:「ROKUMORIカフェ」を訪れ、手軽に作れる焼き菓子のレシピを教えてもらった。
店を案内してくれたのは、カフェマネージャーの山場浩平さん。同店は「六森」という家具店に併設されていて、気になったイスなどがあれば、家具店からカフェの方に持って来て実際に座り、使い心地を確認できるのが特長の一つ。連日地元の人が多く集うが、とくに女性客の利用が目立つとのこと。
数あるメニューの中でも女性人気が高いのは「海老アボカド丼」だそう。エビは少し大きめでプリっとした食感があるものを使用。背ワタを店内で処理するなど、手間をかける。ソースは、別添えのだし醤油を含め、オリジナルのものを3種使用しているという。
「食べるときに大きな口を開けなくても済むように、エビはカットしています。お米は赤米・黒米という古代米を混ぜています。お昼に食べたうえ、夜にも食べられるようにと、テイクアウトして帰られるお客さんもいます」(山場さん)というほど、ほれ込む人もいる一品だ。
また、それぞれの生活サイクルに合わせて時間を気にせず利用してもらえるようにと、朝から夜まで通して営業を行っている。
「周辺に住む家族連れのほか、ファッションマートに入っている会社の社員の方が、お昼休みに利用されることも多いです。大きめのボックス席は、ママ友の集いで使う方もいますし商談でも使ってもらえるようにしています」(山場さん)
【生チョコブラウニー(17センチパウンド型 2本分)】
《材料》
チョコレート300g、バター200g、卵4個、上白糖140g、コーンスターチ大さじ2
《作り方》
(1)チョコレート、バターは同じボウルに入れて計り、湯煎で溶かしておく。
(2)卵に上白糖を加え、泡立てないようにじっくりと混ぜる。
(3)1のチョコレートとバターが溶けたら、均一になるまで混ぜる。
(4)3に2を、3回に分けて入れていく。このとき、十分に乳化〈水分と油分が均一につながった状態〉させ、生地が重くなるまでしっかりと混ぜてから次を入れること。
(5)4で光沢が出てきたら、コーンスターチを振るいながら入れる。
(6)空気を含ませないよう気を付けつつ、ここでもしっかり混ぜ合わせる。生地が完成。
(7)型の内側全面にムラなくバター(サラダ油でも可)を塗り、生地を流し込む。10センチほどの高さからトントンと2~3回落として空気を抜く。
(8)180度のオーブンで10~15分ほど焼く。
(9)生地が少し膨らんできたらオーブンから出す。粗熱が取れたのを見計らって冷蔵庫で冷やして、出来上がり。
「ポイントは『しっかり混ぜること』と、『空気が入らないようにすること』です。レシピを文字で見ると難しそうに見えるかもしれませんが、“溶かして混ぜて焼く”だけなので、要点さえ押さえればすごく簡単ですよ!」と、山場さん。好みで、生地に洋酒やナッツ、クラッカーやドライフルーツなどを入れてのアレンジも提案してくれた。
注意点としては、「洋酒を入れる場合は、入れすぎると固まりにくくなるのでお気を付けください。また、家庭用のオーブンはパワーや癖が違います。焼き時間が長くなったり片方だけ焼けたりすることもありますので、型を前後左右入れ替える、焼き時間を伸ばすなどして対応してください」とのことだった。
研究熱心な山場さんは、新メニューの開発にも余念がない。夏向けのランチメニューには、ボリューム満点のスパイシー骨付きチキンを登場させるという。最近ではチャミスル(韓国焼酎)の取り扱いを始めた。よりカジュアルにお酒を飲める空間で、チキンをお酒のあてとして楽しむのも良さそうだ。
また、同店では、店内でのフルーツの販売を再開する予定とのこと。何でも、以前コロナ禍で海外展開が難しくなった貿易会社から「国内で何かできることを」と声がかかり、その貿易会社から仕入れたフルーツをお値打ち価格で販売していたそう。今年は、昨年の悪天候の影響でまだ販売には至っていないが、夏ごろには出来の良いものが入る見込みだ。
地域に根付いたROKUMORIカフェでは、今日も多くの人が思い思いに時間を過ごしている。
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