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1F| カーテンコールコレクション
カーテンの選び方をプロが解説「“洗濯頻度”から考えて!」「遮光性が高ければいいわけではありません」
春から初夏の日差しがまぶしい。心まで晴れやかになるという人も多いだろうか。一方で、だからこそ、部屋によってはその光を遮りたい気持ちになることも。
外からの光を遮断し、部屋の中を暗くできるツールに「遮光カーテン」がある。遮光カーテンは等級によって遮光率が違うが、遮光率が高いものを選べば良いというものでもないらしい。その使い分けについて、カーテン選びのエキスパートに話を聞いた。
「遮光カーテンには3級から1級まであります。1級の方が遮光率は高くなります。寝室には遮光性の高いものをおすすめしますが…」と切り出したのは、1F:「カーテンコールコレクション」店長で、窓装飾プランナーの資格を持つ阿 辺麻友香さん。
「3級のものでも遮光率は99.4%以上とかなり高く、部屋の中で何か作業をするには暗いと感じるようなレベルです。さらに、メーカーによっては『完全遮光』と呼ばれる、コーティングされたものがありますが、洗濯ができないものがほとんど。メンテナンスの面ではよくありません。洗える生地であっても、遮光カーテンは比較的重量のある生地が多いので、頻繁にお洗濯をする窓のカーテンにはあまり適しません。“洗濯頻度”を考えて、場所によって使い分けることが必要です」(阿辺さん)
カーテンの“洗濯頻度”について具体的に聞くと、レースカーテンであれば「半年に一度くらい」洗濯した方がいいと、阿辺さん は言う。そして洗濯の際には、「フックを外し、アコーディオンだたみにしてネットに入れて洗うと、カーテンの形がきれいに保たれます。ただし、中にはお洗濯できない生地もありますので、必ず洗濯表示を確認してください」。
そして近年では、新築などの新しい家にブラインド、しかも「かっこいいブラインドをつけたい」という声が多くなっているそうで、カーテンコールコレクションでも、カーテンに加えて、ブラインドなど窓装飾に関する幅広い商品を取り扱っているという。ただ、ブラインドはスタイリッシュで見栄えはすっきりするが、洗濯ができない・洗濯しにくいというのが難点。「ブラインドをつけたいが汚れが気になるのは嫌だ」という場合は、頻繁に洗濯をするレースはカーテンスタイルにし、厚手のカーテンの代わりに木製ブラインドなどをつけると、インテリアとしても映える上、機能的になるという。
最後に、暑くなるこれからの時期におすすめのカーテンについても聞いた。
「夏場は窓から熱が入ってきてお部屋が暑くなるため、冷房による電力を消費しがちです。レースカーテンには、“遮熱”の機能を備えたものもあり、暑さの軽減と省エネの効果が期待できます。マンションなどにお住まいで大きい窓があり、日差しに悩んでいる方には特に、“遮熱”カーテンがおすすめです。よく“遮光”と混同される方がいらっしゃいますが、光ではなく熱を遮るカーテンなので間違わないようにしてください」
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